Spice‼︎
風間はまだ帰ってなかった。
梨花は風間のために夜食を作って待つ。
風間が自分にそうしてくれたように…
風間を待っていると桐原から連絡が来た。
梨花はその電話にでなかった。
するとメッセージに一言
"逢いたい"
とだけ言葉が残った。
梨花は迷っていた。
このまま桐原の所に行こうか…
風間を自由にしてあげるチャンスかもしれないと…。
でも、梨花はそれをしなかった。
風間が居なくなる未来を考えたら
そうできなかった。
自分勝手だけど…風間と離れたくなかった。
一緒に過ごした日々を思ったら
風間が居なくなるのは耐えられそうにない。
少し経つと風間が帰って来た。
「おかえり。
夜食作ったの。
軽いものにしたから食べて。」
「ありがとうございます。」
風間は少しだけ笑顔を見せた。
「風間くん…本当に私と別れたい?」
風間はなかなか返事をせず
夜食を食べ終わってから答えた。
「梨花さんが桐原さんと会った事に気がついてないと思いました?
梨花さんが本当に愛してるのは桐原さんでしょう?」
「わかんない。
風間くんとだって離れたらどうにかなりそうだから。」
「梨花さんは狡いです。
そんな事言ったら離れられなくなると思ってるんですね。
僕はこのままずっと梨花さんの都合のいい男で終わりたくありません。」
風間は席を立って梨花を床に押し倒した。
「僕のモノになりますか?
桐原さんにもう会わないって約束するなら…
僕と結婚しましょう。」
梨花はいきなり結婚を切り出されて戸惑いながらも
風間の腕の中に落ちて行った。
梨花は風間のために夜食を作って待つ。
風間が自分にそうしてくれたように…
風間を待っていると桐原から連絡が来た。
梨花はその電話にでなかった。
するとメッセージに一言
"逢いたい"
とだけ言葉が残った。
梨花は迷っていた。
このまま桐原の所に行こうか…
風間を自由にしてあげるチャンスかもしれないと…。
でも、梨花はそれをしなかった。
風間が居なくなる未来を考えたら
そうできなかった。
自分勝手だけど…風間と離れたくなかった。
一緒に過ごした日々を思ったら
風間が居なくなるのは耐えられそうにない。
少し経つと風間が帰って来た。
「おかえり。
夜食作ったの。
軽いものにしたから食べて。」
「ありがとうございます。」
風間は少しだけ笑顔を見せた。
「風間くん…本当に私と別れたい?」
風間はなかなか返事をせず
夜食を食べ終わってから答えた。
「梨花さんが桐原さんと会った事に気がついてないと思いました?
梨花さんが本当に愛してるのは桐原さんでしょう?」
「わかんない。
風間くんとだって離れたらどうにかなりそうだから。」
「梨花さんは狡いです。
そんな事言ったら離れられなくなると思ってるんですね。
僕はこのままずっと梨花さんの都合のいい男で終わりたくありません。」
風間は席を立って梨花を床に押し倒した。
「僕のモノになりますか?
桐原さんにもう会わないって約束するなら…
僕と結婚しましょう。」
梨花はいきなり結婚を切り出されて戸惑いながらも
風間の腕の中に落ちて行った。