鶫さんはこんなひと
ほほー。そういう事か。…って。え?いつの間に?!
ウチの社食は外部委託でないのもあって、弁当を持ち込んでも煙たい顔をされることは無い。煙たい顔をされることが無くても、こんな分かり易い行動を取っていれば、好奇の目に晒されても無理ない。まあ、二人で同じおかずの弁当を食べてないだけ、明里さんなりに配慮したつもりなのかも知れないけれど…。
「あーれー?そんなデザインの指輪なんて持ってたっけ?明里」
意味ありげに表情にも言葉にも表した質問をぶっ込んできた。どうやら松代先輩も気付いたようだ。
「え?!あっ!う、…うん」
慌てながらもチラリと鶫主任の方を見る。その明里さんの視線に応えた鶫主任はニコリと笑い、
「そういう事だよ。給料何ヶ月分、ってやつ」
「「えーーーーーーーーーーーーーー!!!」」
松代先輩と私の叫び声がかぶる。周囲の人の事はもうどうでも良い。
「ぷっ、ぷぷプレゼントとかじゃなくていきなりですか?!」
「そもそも付き合ってたの二人?!」
「凄い!私、全然気付きませんでした!」
「人が暗渠スポットの地図書き換えてた時に、何乳繰りあってたのよ!リア充破滅しろ!!!」
「……二人とも落ち着こうか」
見れば私達四人の周囲は、潮が引いたかの様にぽっかりと穴があいていた…。
ウチの社食は外部委託でないのもあって、弁当を持ち込んでも煙たい顔をされることは無い。煙たい顔をされることが無くても、こんな分かり易い行動を取っていれば、好奇の目に晒されても無理ない。まあ、二人で同じおかずの弁当を食べてないだけ、明里さんなりに配慮したつもりなのかも知れないけれど…。
「あーれー?そんなデザインの指輪なんて持ってたっけ?明里」
意味ありげに表情にも言葉にも表した質問をぶっ込んできた。どうやら松代先輩も気付いたようだ。
「え?!あっ!う、…うん」
慌てながらもチラリと鶫主任の方を見る。その明里さんの視線に応えた鶫主任はニコリと笑い、
「そういう事だよ。給料何ヶ月分、ってやつ」
「「えーーーーーーーーーーーーーー!!!」」
松代先輩と私の叫び声がかぶる。周囲の人の事はもうどうでも良い。
「ぷっ、ぷぷプレゼントとかじゃなくていきなりですか?!」
「そもそも付き合ってたの二人?!」
「凄い!私、全然気付きませんでした!」
「人が暗渠スポットの地図書き換えてた時に、何乳繰りあってたのよ!リア充破滅しろ!!!」
「……二人とも落ち着こうか」
見れば私達四人の周囲は、潮が引いたかの様にぽっかりと穴があいていた…。