キミしかいない。



「はる、くん?」



俺は耳を疑った。


だってそこには居るはずのない声がしたから。



おかしい。そんなはずはない。だってあいつは
もう12年も前に居なくなったんだ。



でもこんな呼び方するやつあいつ以外に誰がい
るんだよ・・・



そして俺はそいつの顔を見て確信した。

と同時にとても驚かされた。


だってそこには、
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