僕と彼女のヒミツ☆★

僕と天川さんが入れ替わった③

僕と天川さんは、もみ合いになっていた。

「早く、そのラブレター寄こせよ。」

「イヤだよ。」

その時だった。

えっ?

僕と天川さんは、階段に気づかずに、2人揃って、転げ落ちてしまった。

「「うわぁぁぁ。」」

2人の叫び声が、重なり合って、僕と天川さんは、階段を転げ落ち、気を失ってしまっていた。

「う……ん。」

僕は、意識を取り戻した。

天川さんは?

大丈夫だろうか?

だけど、目の前に倒れているのは、何と、僕、塚原ヒカル自身の体だった。

じゃあ、一体、僕は?

「う……ん。」

僕の身体が、意識を取り戻した。

これは、一体、どういうことなのか?

「痛い……。おい、塚原ぁー。」

そう怒鳴った僕の身体は、僕を見て、一瞬、驚いた顔をした。

「えっ?どういうことだ?」

「どういうことだろう?」

2人、そう言うと、僕と天川さんは、顔を見合わせたのだった。

そう。

僕は天川さんに。

そして、天川さんは僕に。

2人の身体が入れ替わってしまったのだった。

「塚原。」

「う…、うん。」

「この事は、2人だけのヒミツだぞ。」

天川さんは、意外と冷静にそう言った。

「うん。分かった……。」

僕はというと、そう答えたものの、まだ頭の中が混乱していたのだった。









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