【完】好きなんだけど、責任とってよ


「お邪魔します」

あっさり普通に家に入れてくれる奈津に多少?いや?かなり驚いたんだけど大丈夫なのだろうか。


そして、普通に奈津の部屋に来ちゃってるよ?!


え?こんな展開ありなの?奈津ってば何考えてんの?!

もうパニックどころじゃすまされないくらい息ができそうにありません…




「何やってんの?」



奈津の部屋で倒れてもがいてる私に彼はそりゃーもうサーッとした冷たい視線を送ってくる。


やめてくれ、またも苦しいぞ。



「案外すんなり奈津の部屋に来れたのでドキドキが止まらんのです。」


グッタリとしてる私に彼は馬鹿かよと言わんばかり私に言い放った。



「その割にだいぶくつろいでるっぽいけどな」


「すみません…」



人の部屋に入っていきなり床でゴロゴロもがく奴はいないよね。



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