【完】好きなんだけど、責任とってよ



奈津のお父さんはこの日は泊りがけで仕事だと電話があり帰ってこなかったけど3人で囲んで食べた料理はどれも美味しいものだった。


一人暮らしが役に立ったとでもいうのかそれともみんなで食べるご飯はおいしいとは本当のことだったらしい。


奈津は適当にたまに話すくらいですっかり打ち解け合った私と奈津のお母さんの話はどんどん盛り上がっていった。




帰り際に奈津のお母さんは


『奈津のことよろしくね。またいつでも来てね。』


と笑顔で見送ってくれた。




奈津とことをまた少し知れた今日は嬉しくてなかなか寝つけなかった。



そして、奈津がどうして女嫌いなのか誰も好きにならないと言い切るのか分かった気がした。



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