甘いあまいイチゴの香り


悲しすぎる……



せめて好きって言えれば、、、

私をそういう目で見てくれるようになるのかな。


でも、気まずくなりたくない。


この妹のポジションすらなくなってしまったら、冬馬くんの傍にいられなくなる。



それは嫌……



でも一人の女としてみてほしい。


少しずつ私が大人になれば、いつかは見てくれるようになるのかな。


妹のフィルターが外れる時はくるのかな。



ねぇ、冬馬くん。



冬馬くんの瞳に私はどう映っていますか。



小さい頃からの子どものままの私ですか?



それとも、少しでも大人になったと、


一人の女性として見てくれていますか……。
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