リング
2017/03/12
「昨日薊が疑ってたんだけど」
「…知らないわよそんなこと」
フゥーっと新人は煙草の煙を吐き出す。顔以外痣だらけの薫と新人が同じベッドに横たわっている。
「私たちっておかしいわね」
「…そうだな」
「いつまでこんなこと続けるつもり」
「…さぁ?お前が俺を嫌いになるまで」
「あんたのことなんてとっくの昔から嫌いよ」
痣だらけの背を向ける薫に新人は煙草の灰を押し付ける。
「あっつい!!!」
「ハハハハ」
灰が乗った背中は火傷していた。面白そうに笑う新人。人を玩具かのように扱う新人を薫は睨む。新人はなお余裕。自分と薫の間にはどうしても覆せない主従関係がある。
薫は新人の髪を掴む。
「この人でなしがぁぁ!!」
「いってぇ!!何すんだよあぁ!?」
「あんたよくこんなことしてて薊さんのこと抱きしめられるのね!!」
「離せクソ女!!」
薫は決して殴られることの無かった顔に拳で殴られた。鼻から赤い血が流れる。
「教えてやるよ…お前は絶対に俺に逆らえないっ!」
血が出たまま上手く話すこともできずにいる薫に新人は薫の革製の鞄をぶつける。
「ほらっ、ほらっ!逆らってみろそのブタが!!」
「っゔ、ぶっ、っ、」
呼吸を取り乱し口から血が出てくる。頭からうっすりと血が溢れる。
「何鼻から出すもん口から出してんだよ汚ぇな!」
「ゲホッ、ゔ、が、ゴホッ」
「そんままくたばれ!」
新人はこれでもかと力を振り絞って薫の頭を蹴り下げる。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…ざまぁみろ家畜女が…」
薫は這い上がった。その顔は血にまみれ元の顔がわからないほど骨パーツがバラバラになってる中に宿る殺意の目だった。その目に妥協は無かった。
「ふぅっ…はぁっ…はぁっ…」
分からない。
自分はどうすればいい。
分からない。
自分は何をしている。
自分は何を考えている。
自分は何だ。
何なんだ?
新人はパニックになった。彼女の行動に怯えているのではない。その行動の動機が分からない___その恐ろしさだ。
「だっ、誰だお前…」
彼女がカバンからゆっくりとカッターを取り出すのも止められなかった。彼女が何をするのかぎ怖かった。言葉も出ない。自分のとるべき行動も分からない。頭が真っ白になった。
「この手で…」
「っ…!」
「お前を…苦しめてやる…!」
薫は目が血走っていた。骨が集まればきっとわかる、彼女は耐えきれない喜びに顔をほころばしている。
「…っ、た、助けて!!」
新人が逃げようとしたとき、
「いってぇ!!あぁ、ぁ、あぁ!!」
「やっと私のものだね…新人の足の皮…」
彼女は新人をとことんまで苦しめながらその独占欲に溺れたかった。
「昨日薊が疑ってたんだけど」
「…知らないわよそんなこと」
フゥーっと新人は煙草の煙を吐き出す。顔以外痣だらけの薫と新人が同じベッドに横たわっている。
「私たちっておかしいわね」
「…そうだな」
「いつまでこんなこと続けるつもり」
「…さぁ?お前が俺を嫌いになるまで」
「あんたのことなんてとっくの昔から嫌いよ」
痣だらけの背を向ける薫に新人は煙草の灰を押し付ける。
「あっつい!!!」
「ハハハハ」
灰が乗った背中は火傷していた。面白そうに笑う新人。人を玩具かのように扱う新人を薫は睨む。新人はなお余裕。自分と薫の間にはどうしても覆せない主従関係がある。
薫は新人の髪を掴む。
「この人でなしがぁぁ!!」
「いってぇ!!何すんだよあぁ!?」
「あんたよくこんなことしてて薊さんのこと抱きしめられるのね!!」
「離せクソ女!!」
薫は決して殴られることの無かった顔に拳で殴られた。鼻から赤い血が流れる。
「教えてやるよ…お前は絶対に俺に逆らえないっ!」
血が出たまま上手く話すこともできずにいる薫に新人は薫の革製の鞄をぶつける。
「ほらっ、ほらっ!逆らってみろそのブタが!!」
「っゔ、ぶっ、っ、」
呼吸を取り乱し口から血が出てくる。頭からうっすりと血が溢れる。
「何鼻から出すもん口から出してんだよ汚ぇな!」
「ゲホッ、ゔ、が、ゴホッ」
「そんままくたばれ!」
新人はこれでもかと力を振り絞って薫の頭を蹴り下げる。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…ざまぁみろ家畜女が…」
薫は這い上がった。その顔は血にまみれ元の顔がわからないほど骨パーツがバラバラになってる中に宿る殺意の目だった。その目に妥協は無かった。
「ふぅっ…はぁっ…はぁっ…」
分からない。
自分はどうすればいい。
分からない。
自分は何をしている。
自分は何を考えている。
自分は何だ。
何なんだ?
新人はパニックになった。彼女の行動に怯えているのではない。その行動の動機が分からない___その恐ろしさだ。
「だっ、誰だお前…」
彼女がカバンからゆっくりとカッターを取り出すのも止められなかった。彼女が何をするのかぎ怖かった。言葉も出ない。自分のとるべき行動も分からない。頭が真っ白になった。
「この手で…」
「っ…!」
「お前を…苦しめてやる…!」
薫は目が血走っていた。骨が集まればきっとわかる、彼女は耐えきれない喜びに顔をほころばしている。
「…っ、た、助けて!!」
新人が逃げようとしたとき、
「いってぇ!!あぁ、ぁ、あぁ!!」
「やっと私のものだね…新人の足の皮…」
彼女は新人をとことんまで苦しめながらその独占欲に溺れたかった。