恋するのは、突然。

先生「おーい!席つけー」
「「「はーーーい。」」」

先生「朝読、始めるぞー」

へぇー、この高校は朝会よりも、朝読書から始まるんだ。
ま、本は持ってたからいいけど。

里奈「ねぇねぇ。奈々」
私「うん?なに?」
里奈「ごめん。本貸して?」
やっぱ、持って来てない子いるのは、しょうがないよね。
私「いいけど、恋愛小説しかない… 」
こういう時に限って、恋愛小説しか持ってないのよ。もう。まいっか。
里奈「いいよ。それでも。お願い!」
わぁ。里奈優しい。
私「分かった。はい、コレ」
里奈「ありがとう!後で返す」

里奈「奈々?これ良いね!」
私「え。良かった!まだ読む?」
まじか。うれしいんだけど。
里奈「うん。ありがと!」
私「おっけ」
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