誰かが君に恋してる。~純情男子の恋の傾向と対策
乗換駅に着き、2本目の電車のホームに向かう。

胸の高鳴りはますます激しくなる。

電車通学6年目だけど、通学でこんなにドキドキすることって普通、ない。



昨日の車両の昨日のドアの列。



はたしてそこには…





天使がいた。





(やっぱ、



マジ天使…)



既に呼吸困難気味の俺の眼の前で、
天使は今日も教科書片手に光を放つ。
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