誰かが君に恋してる。~純情男子の恋の傾向と対策
「それにさ、ピカル、なんでそこで話しかけねんだよ?」

「へっ?」

「そうそう。スズキさん、寝てんだろ?

場所譲ってお礼言われてさぁ、めっちゃチャンスじゃん?」

「……」



もしかして俺、気付かないうちにチャンスを棒に振った…?

     *  *  *
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