天使×恋する僕
クリスマスかぁ・・


そうか・・

ミュウが来た夜は月が妖しく輝いていたんだったけ・・



「クリスマスは主がこの世に誕生した日の、神聖なるお祝いの日ですよ。」


クスクスと嬉しそうに弾むように話だしていた。


「しかもですね。主がこの世に誕生のお知らせ、受胎告知をしたのはなんと・・」

「なんと?」

「ミカエル様なんですよ~」


ほぉーーーって別に興味ねぇよ・・





俺ってば信仰心薄いのによく…


天使が彼女になったもんだなっとつくづく思う。



いくら信仰心薄い俺でも、さすがにクリスマスのイベントは、はずせねぇな。


人生初の彼女にして、嫁確定の俺の天使。



彼女なんて作ったことねぇから、何をあげればさっぱりわからねぇ。


しかも、天使だからなぁ・・何が欲しいのかさっぱりなんだよなぁ。


「晃司さん!?聞いいてましたか?」


「え?あっ?ハイ」


ってすいません・・


聞いてませんでした・・



「よかった。そういうことなんです。お願いしますね」



何がなんだかよくわからねぇけど、とにかくミュウがうれしそうな顔しているのが

ただ・・嬉しかった。



くそーっ。まじで可愛いなぁ~



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