天使×恋する僕

真心を君に

「いあいあ。すいません。須藤さん。ここはお礼におごりますよ。コーヒーだけですけど。」


「そう？ありがとう」

レジカウンターで小銭を出し、支払いをしていたときだった。



コンビニの自動ドアがなにげなく開いたのと同時に、不自然な視線を感じそこに、顔を向けた。


向けた視線の先には、ミュウの姿が。


いつもと違うミュウの様子に違和感を感じ、たまらず声をかけた。

「ミュウ・・？」



声を掛けたのがまずかったのか？

禁じられたはずの銀色の翼が一瞬にして広がっていく。



それと同時に目撃してる人からの歓声が・・


そんなくだらねぇことに構ってる暇はねぇし。

「ミュウ！！どうしたんだ？！」


『イヤ…イヤ…いやぁああ！！！』



叫び声と同時に、一瞬にして消えていった。



嫌・・見てる人にはそう見えたのかもしれねぇが俺には光で移動してると言うのがハッキリとわかっていた。