恋愛対象外だから!【おまけ追加】


「…うん。」


「それで?俺の授業もろくに聞いてないし、上の空だったわけね。」


「ごめんなさい。」



あたしが謝った瞬間、はるちゃんはフワッとした笑顔を見せながらあたしの頭をポンポンとしてくれた。



「楓加は俺が守ってあげるよ。だから、蒼とも仲直りしろよ?今のままってどっちにしろ一生は無理なんだから。」



蒼ちゃんにどう接しよう。
でも、きっと大丈夫だよね。



「はるちゃん、ありがとう。…あたしとりあえず頑張ってみるよ。」



あたしがそう言うと、あたしの頭を優しくポンポンとしてくれた。


小さい頃から、あたしは、はるちゃんの優しく暖かい手が本当に大好き。

何かに対して焦る心を落ち着かせてくれる。


冷えきった心を暖めてくれる。


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