夏の香り
熱中症
配布されるお弁当を食べ終えると、私は担当場所に行った。


バスの誘導と言われても、こんな時間なのでやって来るバスがない。ヒマだ。

しかもこの炎天下。やる気なんて出てこない。

帰っていくバスを見送りながら私はただ時間が過ぎるのを待っていた。

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