冷徹副社長と甘やかし同棲生活
私は、椿さんのことが好き。大好きだ。
できることなら、ずっと彼のそばにいたい。
冷たいように見えて、本当は優しいところが好き。
弟を溺愛しているところも、好き。
いろんなことがあったみたいだけど、きっと家族思いな人なんだと思う。
でも、もし椿さんが実家に戻ることを選んだら……お見合いをして、私なんかより素敵な女性と結婚することになる。
私は、そんな彼の選択を、笑って受け入れることができるの……?
自分の気持ちを押し殺して、相手の幸せを願うことができるのだろうか。
一人きりの部屋。一滴の涙が頬を伝った。