欲望の飴と飴売り少女

勉強会

あたしはドアを開けた。
「あれ?川野くん…と山下さん?」


2人ともどうしたんだろう?てかなんで山下もいるの。勉強会の時間遅刻したのかと不安になる。

あたしは時計を確認するが、まだ約束の時間じゃない。

「えっとね〜、木原さんが私の家分からないって亮太が言ってたから!迎えに来たよ!」

だから、なんでお前も来るんだよ。と内心思ったが黙った。



「あの後、メッセージ送ったんだけど返信が来なかったから…」


スマホを確認して見た。
川野亮太: 今から迎えに行く? と通知が1件来ていた。

「ごめん、気づかなかった!今、急いで荷物持ってくる」


あたしは、急いで自分の部屋まで戻った。川野くんが家に来てくれるとか嬉しい。一人邪魔な女がいるのが気になるが。


あたしはリュクサックに勉強道具をどさどさと乱暴に入れた。


そして、昨日買ったお菓子をリュクに無理やり押し込んだ。



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