葛城社長と運命の恋を始めます
私たち結婚します

今日は結婚式です

日にちは過ぎていき、明日はsweetガーデン花ホテルのオープン、そこで朝陽さんと私は結婚式を挙げる。


不安だらけだけど、朝陽さんが隣にいると安心出来るから大丈夫。


両親には今迄の感謝の気持ちを伝えた。


父さんと母さんの子供で本当に幸せだったと。


永遠の別れでもないし、花屋の手伝いには来るつもりでいるし。


朝陽さんと話し合い、結婚後はあのお屋敷に住むこと決めた。


多分、大変な事があるだろうけど、何でも勉強だと思って頑張るつもり。


あの魔物と言われる人たちは今の所問題はないが、何も出来ない私は嫌みを言われる事も多い。


朝陽さんのご両親と、お祖父様とお婆様は仲良くさせてもらっているが、お手伝いの花枝さんに認めてもらうには、まだまだ時間がかかりそうだ。


朝陽さんはかなり心配をしているが、何とかなると思う。


亜紀さんとは年が近いから、あれから仲良しになった。


美土里さんとは中々上手くいかなくて、嫌みを言われてばかりいるけど。


気にしないことに決めた。


朝陽さんが遠くへお仕事で行くときは、私を実家に帰らせるらしいけど、そこまでしなくても大丈夫なのに。


「はな、明日は大切な日だから、早く寝なさい。」


今日は父さんと母さんの部屋で寝ることに決めていた。


中学生迄のずっと両親と一緒に寝てたから。


「嫌な事があればいつでも帰ってきなさい。」


うん。


そうするよ。


でもね、朝陽さんがいるから心配しないで。


朝陽さんが浮気したら、即、離婚するけど。


「はなが俺たちの娘で良かった。」


「私も二人の子供で良かった。」


「嫁に行くな。」


うん。


二人の気持ちは嬉しいけど、明日私はお嫁に行きます。


父さん、母さん、ありがとう。


幸せになれるように頑張るからね。










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