葛城社長と運命の恋を始めます
sweetガーデンはなホテルの回りにたくさんの花壇を作ることに決めた。


明日から業者が入り庭作りをしてくれると言う。


はなは自分も手伝いたいと言うから、はなに甘い俺が頷くと、はなが俺に飛び付いてきた。


「朝陽さん、ありがとう。退屈だと思ってた春休みが楽しくなりました。」


俺も一緒に手伝いたいが、これ以上は無理だ。


「明日から僕は来れないから、はなは一人で大丈夫か。」


「大丈夫かは分からないけど、朝陽さんに迷惑がかからないように、頑張ります。」


その笑顔は大丈夫だと言うことだな。


明日からはなの迎えは他の運転手に頼もう。


はなに心配かけたくない。


葉山とはなの距離を空けないと俺が不安でたまらなかった。


今はまだ、葉山の気持ちを聞くのが怖い。


狡い俺は葉山をはなから遠ざける事しか、考えつかなかったのだ。












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