葛城社長と運命の恋を始めます
中島さんにアドバイスを受けながら、内装に手を加える事を試みた。


お花を置く位置を決めて、何ヵ所に大きな花瓶を置くことに。


それを写メして、朝陽さんに送ると、可愛くてはならしいと言われた。


花は店から取り寄せて、自分が生ける。


師範の母親から、小さいことから生け花を教わったから、一応は生ける事は出来るが。


このホテルに合う花を選び、ホテルに合う生け方をしたいと思った。


花瓶は家から私のお気にいりの物を持ってきてけど、いくつか買わないといけない。


朝陽さんにその事を話すと、朝陽さんが帰って来てから、探しに行くことに。


しばらく朝陽さん話していると、急に葉山さんと代わった。


「すみません、社長は取引先の人に呼ばれたので、ここで一度切りますね。」


「あの葉山さん、これからも懲りずによろしくお願いします。」


しばらく無言。


「私はいつも葉山さんにご迷惑ばかりかけてるから、本当にすみません。」


「迷惑だなんて、思ったことはないですから心配しないで下さい。」


スマホに向かって、思わず頭を下げた。


ありがとうございますの言葉を添えて。


電話の向こうで、葉山さんが笑っていた。


多分だけど。


良かった。









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