サトウ多めはあまあまデス
 一人、部屋に戻った佳喜はベッドに倒れこんでいた。

 俺はなんて返事すれば良かったんだよ。頭をクシャッとさせて顔を歪ませる。

 確かに愛子さんなら心愛ちゃんがいいと思うことをって言うだろう。それをココの母親のフリをして兄として言えばいいのか。

 ますます顔を歪ませると腕で顔を覆った。
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