サトウ多めはあまあまデス
 しばらくするとケイちゃんは寝たみたいだ。

 安心するとともに、あんなに色気だだ漏れさせて動揺させといて!!と、恨めしい気持ちになる。

 顔を見ると薄っすら涙の跡があった。

「そんなに…。」

 切なくなって両手でケイちゃんの頬を包み込む。

 愛おしくなって「私も大好きだよ」って、そっと唇を重ねた。
 重ねる度に胸が締め付けられるけど確かにある温もりを感じた。

 そしてどこにも行かないように、もう一度ケイちゃんにしがみついた。
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