恋の神様におまかせ♪

体を起こすと、誰かが手を差し出してくれた。

その手をとって顔を見ると、春代ちゃんの彼氏、悠祐先輩だった。

なんでここに!?


「あれ?稲穂ちゃん?」


先輩も気付いたみたい。

お礼を言って立ち上がると、この辺に住んでるの?と先輩が微笑んだ。


「そうですよー。先輩も?」


「そうそう、駅から徒歩五分かかんないよ」


近いー!いいなぁ!

寝坊しても大丈夫だ!




先輩は今日春代ちゃんと初デートなんだって!
楽しい一日になったらいいな!



< 51 / 301 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop