風は戦い、恋をする
急におとなしくなったエンマ様。














「ーーーーっさて」






エンマ大王はスッと翠に背中を向けて立ち上がり、


着替えを始める。



















ちょっと!話し聞いてますか…?!!

…っっっっわわ

いきなり私がいるのに着替え始めないでくださいよううっ」





反射的にバッ顔を反らす。
























すると今度はエンマが少しはだけた姿のまま翠の顔も覗き込むーーーーー





声色が変わったーーーー














「立派な女神となられたンじゃろ?

















なんなら着替えも面倒みるか??












あと、わしと翠の仲じゃ…









ふたりン時は、真名で良いと…言っ



































………………………………………。



































「…失礼します。」






ぴしゃり。






扉はすぐ閉めた。


































………………………………………。
























「…くくくくっっ

まだまだ子供じゃのう。
  しばらくこれでからかうとするか、」
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