いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
夢は夢で期待して
『秀香。』

え?
誰?

『秀香。』

この声。
なんだろう。
とっても、懐かしい。

『秀香。』

嗚呼、そうだ。
怜依だ。

『怜依、どこにいるの?返事して?』

『無理だよ。僕、この世にいないんだから。』

嗚呼。
蘇る。
あなたと過ごした、遠い日の、幼い記憶が。
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