いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
「始めてもらった、うわあっ!めちゃくちゃ嬉しいよー。」

そう?
私なら即刻破いて捨てるわ。

だってさ、気持ちが悪いじゃない。
言いたいことがあるなら、直接言いなさいよ、この、意気地無しが。

「で、差出人は?」

「あー、隣のクラスの、南君らしいよ。」

あぁ。
あいつね。

私は、そいつを知っている。

「あのさ、理優ちゃん。やめた方がいいよ。」

「え?なんで?言ってみなくちゃ分からないでしょう?」
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