いつかその夢にて永遠を。 〜最初で最後の永久の愛をあなたへ~
紅の花が舞う日
「秀香、遊びに行こう!」

「うん!ママ、行ってくるね!」

「あら、秀香、いってらっしゃい。」

あれは、遠い日の…………
とても昔の約束。

「秀香、これからも、絶対、一緒にいようね!約束だよ!」

「うん!」

私は、幼馴染みの少年と、幼く淡い約束をした。

ずっと、一緒。

そう、信じてやまなかった。
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