午前0時、魔法が解けるまで。







「もう新しい男を見つけたの?」


「え?」



頭上で、私にだけ聞こえるかというほどの小さな囁き声だった。

聞き間違いだと思って思わず声を上げると美香は目を伏せて、私の手を軽く振り払う。



「またね」



ハッキリと、強調するように言われた私は戸惑いながらうん、と答える。







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