午前0時、魔法が解けるまで。
「ど、どうひよ!?こまる!」
「知らん!一回ちゃんとあの男と話せ!」
ぱっと突然手を離されて私はよろけて、壁にもたれかかった。
自分でしでかしたことの重大さに涙が出てくる。
アイドルだなんて知らなかった。あの時は名前すら教えてくれなかったし。
もう二度と会うこともないと思っていたのに。
「それにしても、なんでアイドルがうちの大学なんかに――」
「見つけた。」
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