楕円の恋。
冷たい風が吹く寒空の下。

私は全力で学校へと向かって行っていた。

やっぱ、寒くなると布団からでれないよ〜。

今日はお母さんに叩き起こされたのだった。

いつもよりだいぶ遅く家を出たので、走らないと間に合いそうもなかった。

道には私の学校の生徒は誰1人いない。

予鈴がなった。

やばい。このままじゃ遅刻だ。

私はもう一段階スピードをあげて教室へと向かった。
< 63 / 72 >

この作品をシェア

pagetop