世界

突然抱きしめられ今までほしかった言葉を言われて胸がいっぱいで言葉が出てこない…


深雪「…」


達哉は顔を真っ赤にして直ぐに体を離して部屋から出ていこうとした

達哉のお兄さんは空気を読んで既に出ていってしまっていた


深雪「まって…!」

達哉は止まってこちらを振り返ってくれた。

深雪「私…怖いの…裏切られるのが…だから…」

達哉「俺らは裏切らない、何があっても、もう一度いう、俺らの姫になってくれ」

その達哉の目は本気で吸い込まれそうになってしまう

深雪「……はい…!!」

達哉「っ!ほんとか!よかった!ありがとう!よろしくな?」

深雪「っ///よろ…しく…」

達哉「おう!ってか顔赤いけどどーした?大丈夫か?」

深雪「い、いや、なんにもないよ!」

達哉「そうか、ならまた学校でな?」

深雪「うん!」

達哉のあの笑顔は反則でしょ…///
よかったばれなくて…
こんなに学校が楽しみと思えるのはいつぶりだろう…いや…初めてかも知れない…




私はなぜかこの人なら信じても大丈夫な気がしてしまう、この人なら…この人の仲間なら…
その思いが溢れて抑えきれなくなってしまった…


その考えがまさかまた悲しく辛い日々をうみ出すことになるとも思わずに…





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