キミの瞳に







図書室へ向かう途中朝木君に話しかける。






「何か読みたい本があるの?」







さっき思ったことをそのまんま聞く私は単純だ。






私の言葉に朝木君はうーんと呟いて…





「なんていうのかな、読みたいって言えばそうかもしれないし本を開きたいと言えば開きたい、かなあ?」






朝木君の言葉にポカーンとしてしまう私。





朝木君の言っていることがあまりにも不思議で私には理解することが出来なかった。







「それどういう意味か全然分からないよ」






クスクスと笑う私に朝木君も微笑む。







朝木君は少し不思議ちゃん要素でもあるのかな?







また新しい一面を見れたからそれだけで私の心は暖かくなった。














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