キミの瞳に






「私の方こそ…ごめんなさい…。」






朝木君の腕の中で私は謝る。





私が謝ればコツンッと朝木君のおでこが私の頭に当てられた。






「大丈夫。


大丈夫だけどあんまり心配させないでね」






その言葉にギューンッ!と私の中のメーターが上昇した。






いま…すごいキュンッてした!






「は…はい。」






どうして朝木君はここまでかっこいいんだろうか…






朝木君だから許される言葉だと思う…。







「本当は今日用事あったんだけど今日は春といたいからこれから少し出かけようか」







柔らかい笑みを浮かべる朝木君に、いいの?と聞けばニコッとしながら頷いてくれた。






「やった〜!」








朝木君とお出かけできるならもっとちゃんとした格好してくればよかったなぁ…。


















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