干物ハニーと冷酷ダーリン



藤田先生にその事を伝えると、今度細にめかながらの祝賀会をしようと言ってくれて俺はもちろんOKした。




増刷がかかった時の編集長の顔は、今も忘れない。
それも自分が担当していた作家よりも売れていたのだ。





『たまたま売れただけだ』



『次はない』



『親族が、お情けで買い漁ってるんじゃないか』



僻みと言えるだろう暴言を吐き続ける編集長にもその頃には気にしなくなっていた。



何とでもどうとでも言いたきゃ言えばいい。


全ては、結果だ。







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