優しい嘘ほど君が好き
次の日…。



「真彩、本当に1人暮らしして大丈夫なの?」




お姉ちゃんの新婚を邪魔したくない私は1人暮らしを始めた…。







「お姉ちゃん、大丈夫だから、心配しないで!」







昔からお姉ちゃんは私の事になると心配するんだから…。







「でも…、、」








「悠依、真彩ちゃんだってもう立派な大人になりよるんだから、心配何て要らないよ…!」







「航也さんは黙ってて…!」








「…ハイ!」








航也さんは悠依姉ちゃんの旦那さん…。









「本当に大丈夫だから…!
航也さんに八つ当たりしたらダメだよ!」








お姉ちゃんに逆らう事が出来ない航也さん…。








少し可哀想だったりする…。








「ヨッコイショ…!」









荷物も案外少なくって良かった…。









「忘れ物ない?」







「…うん!」







「じゃぁ、出発するよ!」






「あっ、はーい!」








航也さんの車で新しい家に向かってる中…。






「真彩!
あんたの家、学校から近いからって遅刻して先生に迷惑かけるんじゃないわよ!」






「分かってるもん!」






お姉ちゃんが1人暮らしをする私の為に学校から近いマンションを探してくれた…。







「着いたわよ!」






「綺麗…!」







まるで高級マンション見たい…。








「真彩、見とれてないで自分の荷物運びなさい…!」







「はーい…!」








ロック式で10階の私の家は7階だった…。








「誰か引越して来てるのかな?」






引越しセンターが来ていた…。







「真彩、早くエレベーター押して」






「あっ、うん…!」






チーン〜








「確かあそこの部屋って…」





自分の家だ…。






間違いないよ…。







「おい、おい!
そこは真彩ちゃんの家だよ…。」





航也さんが、引越しセンターの人と話してくれた…。





「良いんだよ…、ここは俺の家でもあるんだから、兄貴!」





イケメン…、、





「元也…!
何でお前がここに居てるんだよ…!」





航也さんの知り合い…?





しかも、今、兄貴とか言うて無かった…??







「あら、元也君!
久しぶりね!」






お姉ちゃんも知ってるんだ…!?





「真彩、紹介しとくわね!
航也の弟の元也君!」





航也さんに負けない位のカッコ良さ…!






「元也君、この子が妹の真彩…!
仲良くしてね!」







ジロジロ見て来て何なのよ…!






「それより、元也!
いつ日本に帰って来たんだよ!親父は?」







「まだ、アメリカ!
俺は悠依さんに頼まれて日本に帰って来たんだ…!」






お姉ちゃんに頼み事…って…?





「どうゆう事だよ!」



そうだ、そうだ!





「アッは、バレた…!」





こうゆう時だけ誤魔化すのが上手いんだから…!










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