マ王の花嫁
「王妃様っ!」
「ディア!」
「ギータよ!」
「はい?」
「ギータって、あの小犬っすか」
「そうよ。ギータがこっちに向かって走ってきてるの!だから馬車を止めて!」
レイチェルとマーシャルが、ライオネル王に素早く目配せを送ると、王はコクンと頷いた。
それを合図に、マーシャルが馬車から身を乗り出して、馬車の運転手に止めるよう促すと、程無くして馬車が止まった。
でも、馬車が止まってすぐ外へ出ようとする私の手を、ライオネル王は離そうとしない。
「私が先に見てきましょう」
「ダメだアダムス。俺が行く。隊長の言うことには従え」
「こんな時に隊長出さないでよ!」
「ならばおまえたち二人で行け」
「しかし・・・!」
「クイーンの事なら心配ない。俺が護る」
「な・・・私なら大丈夫です!」と言い張る私をライオネル王は無視して、「行け」と護衛の二人に命令をすると、彼らは一礼してサッと馬車から降りて行った。
「ディア!」
「ギータよ!」
「はい?」
「ギータって、あの小犬っすか」
「そうよ。ギータがこっちに向かって走ってきてるの!だから馬車を止めて!」
レイチェルとマーシャルが、ライオネル王に素早く目配せを送ると、王はコクンと頷いた。
それを合図に、マーシャルが馬車から身を乗り出して、馬車の運転手に止めるよう促すと、程無くして馬車が止まった。
でも、馬車が止まってすぐ外へ出ようとする私の手を、ライオネル王は離そうとしない。
「私が先に見てきましょう」
「ダメだアダムス。俺が行く。隊長の言うことには従え」
「こんな時に隊長出さないでよ!」
「ならばおまえたち二人で行け」
「しかし・・・!」
「クイーンの事なら心配ない。俺が護る」
「な・・・私なら大丈夫です!」と言い張る私をライオネル王は無視して、「行け」と護衛の二人に命令をすると、彼らは一礼してサッと馬車から降りて行った。