不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*



杏「太一聞いてるの?」



…は?



百「何で…下の名前?」



俺でも疑問に思う事を、百合亜に訊かれた。



その声は低く、目が寂しそうだった。



啓「杏花先生?生徒を悪ふざけで呼び捨てしちゃダーメよ?!(笑)」



啓太がフォローをふざけて何気ない感じに入れてくれた。



けど、杏花はシカトした。



そして、俺の耳に顔を寄せ、上の部分を甘噛みして来た。



太「何がしたい」



杏「彼女にバラしても良いの?
私は教師を辞めても、他にもヘルパーとか資格があるから平気なのよ…」



杏花はそう呟き、耳から離れた。




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