不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*



百「…うあ゛〜ん……っ」



街中で泣き叫ぶ私を抱き締めていて、太一は恥ずかしくないのだろうか…。



背中を優しく擦ってくれる太一の温かい手に、私は侑とは違う温もりを感じた。



新しい温もり…。



太「侑さんと…何かあったんだろ……?」



…何で、知ってんの?



私が太一と離れようとした時、ギュ…ッと更にキツく抱き締められてしまった。



百「…太一…?」



驚きに涙も止まった。



太「中居から聞いた…」



…そういう…っ。



太一の力が弱くなり、私は解放された。



少し、寂しさを感じながら…。




< 71 / 258 >

この作品をシェア

pagetop