不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
百「…うあ゛〜ん……っ」
街中で泣き叫ぶ私を抱き締めていて、太一は恥ずかしくないのだろうか…。
背中を優しく擦ってくれる太一の温かい手に、私は侑とは違う温もりを感じた。
新しい温もり…。
太「侑さんと…何かあったんだろ……?」
…何で、知ってんの?
私が太一と離れようとした時、ギュ…ッと更にキツく抱き締められてしまった。
百「…太一…?」
驚きに涙も止まった。
太「中居から聞いた…」
…そういう…っ。
太一の力が弱くなり、私は解放された。
少し、寂しさを感じながら…。