ホームランを胸に ファースト
「ごめん。心配になっちゃって」

伊織は「だから、大丈夫だって」そう言ってくれたけどやっぱり心配だよ。

キーンコーンカーンコーン♪

チャイムがなると廊下からバタバタと足音が聞こえた。

バタン!とドアが開くと、

「涼!大丈夫だったか?」

「大丈夫?」

奏と葵は冬なのに汗だくで私に声をかけてきた。

「大丈夫だよっありがとう2人とも」

「おぅ。今日は怪しい奴はいたが犯人はまだ分からない。」

「うん。仲間がいるっぽいね」
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