ホームランを胸に ファースト
私はみほ先輩の前まで行き読んだ。

「みほ先輩へ
みほ先輩は私がマネージャー体験の時から優しく素敵な私の先輩でした。菜花先輩が初めはいなくて私の先輩はみほ先輩だけでした。でも、みほ先輩は私に丁寧に笑顔でどんなことも教えてくれました。辛い時も嬉しかった時もどんな時も隣で一緒に...いてくれっ...まっした...」

私は涙目のみほ先輩より先に泣いてしまった。

「そんなっみほ先輩が卒業なんてっ考えられませんがこれからっは菜花先輩と私で頑張って野球部を支えていくので安心して卒業してください。本当にっありがとうございました。」

泣いているせいで言葉が詰まってしまったが最後まで読むことができた。

読み終わってみほ先輩を見ると泣いていた
< 173 / 176 >

この作品をシェア

pagetop