ホームランを胸に ファースト
その日は、いつものように話ながら帰った。

でも、それ以来葵はあのことについては何も言わなかった。

そんなある日...

伊織と2人で買い物に行った時だった。

「涼ってさ」

「なに?」

「好きな人とかいんの?」

「えっ?」

なんか佐藤くんのようだった。

「いきなりどうしたの?」

「いや...葵に言われて...」

「あぁ~そういう事ね...」
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