海の音〜第二章〜
あの日から····
海side


あの日以来、学校には行っていない。
奏多さんが、

奏多「行きたくないなら行かなくていい。気持ちの整理もあるだろう?自分のタイミングでいいから。ゆっくり整理していけ。」

と言ってくれ、まだ自分の中で行けるタイミングが掴めていない。何よりも、整理がつかない。

私が行って、奏多さんや、俊くんに迷惑をかけてしまうのは分かりきっているから…。


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