最強少女


泣きすぎた…。





「冷タオル貰ってくる。
待っとけ」



「あぁ」





聖が会場に戻って、
俺は空を見上げ、膝で寝ているサクラを
撫でながらボーっとする。





「愛弥ー?
ってあれ?ここにもいない。
…どこに行ったんだろ」





…確か、弥生 咲、だったよな。





「あ、ねー、君。
黒髪で赤いドレス来た女の子見なかった?
髪は腰くらいまであるんだけど〜」
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