最強少女

「君、私の名前知ってるんだ。
もしかして、知り合いとかだった?」



「…時雨の言う通りだったんだね。
…僕の事も忘れてるんだ」



「じゃあ、知り合いだったんだな。
私はそういう体質だから
記憶ねぇんだよ」





もう冷たくなくなった冷えピタを外して
そう言う。





「王子、もう平気なのか?」



「まぁ、少しはな」
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