綺麗な、ワタシ。
パシャ、パシャ、パシャ!!


フラッシュが強くたかれた。


「やだっ、あんまりたかないでください。

目が、痛くなっちゃうので......。」


プロデューサーやスタッフが、私を護るようにして囲む。


途端に激しい優越感に駆られ、私は顔を両手で覆った。


「では、雨宮 カンナさん、退場です。


今日は、会場にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。


これからも、雨宮 カンナをよろしくお願いします!」

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