夢の国
「大丈夫!大丈夫!」
お酒を飲み過ぎたせいで、体はフラフラ。
マナミはお母さんに迎えに来てくれるみたい、だけど私は歩いて帰る。
「大丈夫ならいいけど…もし、無理そうならすぐに電話して?お母さんに言うから」
「分かった!今日はありがとうね!」
「うん、またね!」
マナミは車に乗って行ってしまった。
一人、家まで歩く。
もう、夜も遅いから車の数も人も少ない。
あぁ…飲み過ぎたなぁ。
ちゃんと真っ直ぐ見えないよ。