涙が降る音がしたんだ。


「うう、そうだけど…」

女の子には、この男の子を疑わせるほど何かしたのか。前科でもあるのか…。そんな呆れ目で二人を見つめる。

「だーかーら!だいじょうぶだってばあ~」

痺れを切らしたようにぷくうと頬を膨らませて男の子にいう、女の子。

「ほら、はやく……______

ここで、夢は終わってしまう。
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