隣の席の瀧くん




「付き合ってから好きになる可能性だってあるじゃん!こんなあたしが告白されるなんて奇跡でしかないんだよ!

いつも教室では暗くて地味な瀧くんに色々言われる筋合いなんてない!」




あ…待って…


今のはさすがに、



「ごめっ「いいですよ。」


「え?」


「どうせ僕は暗くて地味なんです。僕と関わると変な目で見られます」


「や、違うの…」


「今日英語の時間だって、僕と話したからって周囲の目気にして」



うそ、バレてたーーーーーー。







「た、きくん…」


「今更謝らないで下さい。本当のことなんで。あとあまり気にしてないです」


「瀧くん…」


「では、盗み聞きと、生意気な事言ってすみませんでした」









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