隣の席の瀧くん





ん、なにこれ。まただ…

チョコの時と同じ現象。心臓の鼓動が、やたら早くなって痛くなる。



「い、痛い」


「は?」


「瀧くんといる時いつもおこる現象なの。きっ、気にしないで…」



キューと、なる胸を右手で必死に押さえる。




「え、大丈夫ですか?一ノ瀬さん」



ぐっと近づく距離。

目の前にはかっこいい顔を隠してしまっている瀧くんの顔。←(余計)



え、かっこいい?
あたしかっこいいって思ってる?



「ああああたたた瀧くんっ、ち、近いです………」


「あ….すいません。だけど」


「ほ、本当に大丈夫!治った治った!ごめんね?心配かけて….い行こ!教室」


「はい」



心配そうに、見つめてくれるけど、、




それが余計に鼓動が加速させる。












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