おとぎ




「長谷川って乱暴なんだ。
 人に“死ね”なんて・・
 言っちゃいけないよ?」

「新井・・・。」

「言葉は簡単に人を傷つける。」

「秀ちゃんっ。
 私傷ついてなんかないよ!」

本当の事、だと思う。

「まじでうざい。」

長谷川さんはそういい残して

スタスタと歩いていった。


「強がんなよ。」

「強がってなんか・・」

ぽんぽん、と秀ちゃんが私の頭を撫でる。

なんでよ。

なんで涙なんかでてくんのよ。






< 16 / 116 >

この作品をシェア

pagetop